BRM525高山600

AJ静岡の主管するブルベ
BRM525高山600 に参加し、36時間31分で完走しました。

これで、先週に続いて600km完走です。
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スタート時
朝からこの天気 先が思いやられます

このブルベの参加登録後、開催1ヶ月前に、ブルベ前日に大阪で会議+宴会の開催が決まり、途方にくれたのですが、幸いなことに遠隔地に帰宅する人に合わせて多少早めに宴会が終了となることが決定。
これ幸いにブルベ参加継続を決定。

とは言っても宴会、予定通りに終了することなく、京都の自宅に帰宅したのは22時前。
さっさとシャワーを浴びて睡眠。
朝の1時に起きて、1時30分に静岡(島田)へ向けて出発。
4時30分ごろに島田の河川敷に到着。

ここで以前からブログで繋がりあったY田さんに挨拶されました。今回はスタッフでなく参加者として走るとのこと。
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ブリーフィング 風景
出走は30名弱のようです

さて、今回のブルベですが、600kmで獲得標高が8000m超え。島田を出発し、新城から北上し新野峠を超えて伊那谷へ。飯田、駒ヶ根を通過し、伊那から権兵衛峠を超えて木曽谷へ。その後開田高原に上がり長峰峠で岐阜県に入り高山へ。この高山のホテルで仮眠し、下呂、恵那と南下し、新城を経由して往路と同じ道を島田へ帰るルートです。

後で知ったのですが、今回はブルべ界のエース、落合さんも出走されていたとのこと。出走者リストが公開されていなかったので全く気がつきませんでした。

6時スタートでしたが、先に出発した方々がやたら早い!。何となく追いつくかと思っていたのですが、全くその気配なく、結局いつも通りのダラダラでの走行となりました。途中の水場では躊躇せず給水。日陰に入るとヒンヤリとするものの、日が当たると本当に暑い。結局終日この暑さが続きました。
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装備チェックして出発です

土地勘がないため、ルートを淡々と追うことになるのですが、結構アップダウンが繰り返されて体に負荷がかかります。救いは道の良さ。特に走りにくい荒れた道も無く・・・、と思っていたら、まだスタートして60km過ぎたばかりの浜松でパンク。パンクした実感が全くなく、帰ってチューブの穴を確認して見ると小さな穴が開いていたので、恐らく鋭利なものに瞬間刺さったようです。スタートしてチェックポストにたどり着く前のパンクのため、ここで終了!、とも考えたのですが、後を通過する方が皆さん心配して声かけてくれます。中には止まって様子を聞いてくれる方もいて、何となく継続という気持ちになっていきました。静岡の方って優しいですね。
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パンク地点
パンク修理後
パンク修理していても汗ダラダラ

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水場
嬉しい嬉しい水場
顔洗って、手洗って、ボトルに給水して
復活します

パンクから復活して新城に入り、いよいよ初めの関門となる新野峠ですが、この前にも細かく上りがあり、なんだかんだと標高上げているうちに新野峠通過。頂上付近ではAJ静岡のスタッフの方が待っていてくれます。余裕の笑顔なのか、暑さと上りに参った上での作り笑いなのか、一つ目の関門通過でニッコリしてしまいました。
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水場 水場

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水場 水場
この先が新野峠

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野峠までもう少し

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野峠の頂上付近で休憩

2つ目のチェックポストとなる天竜川左岸の豊丘村。到着するとスタートから追いつけずにいて、はるか先を走っていると思っていたY田さんがいらっしゃいました。色々と話を伺うと、どうやら当初計算した予定通りの到着とのこと。こちら一切計算していないので、とにかく走るのみ、一切調整できません。大きな違いを感じました。
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伊那谷より南アルプスを望む

ここからは伊那谷を北上し、伊那からは一路西へ、権兵衛トンネルを越えて木曽谷へ。権兵衛トンネルの入り口で夜間装備(長袖ウエア)にして、トンネルの湧水を給水していたところでY田さんチームに追いつかれ、ここから3人でトンネル抜けて3つ目のチェックとなるコンビニへ到着。ここでもAJ静岡のスタッフの方がいらっしゃっており、少し談笑。あとから伺ったら、この後で近辺に宿泊したわけでなく、静岡へ戻ったとのこと。頭上がりません。
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権兵衛トンネルへの上りから伊那の市街地方面
多少夕日で黄昏てきました

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権兵衛トンネル入り口前にいると
Y田さんたちが颯爽と上ってきました

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いよいよ暗くなり、本格的に夜間装備して再出発、開田高原を抜け、高山へ向かいます。3人で出発したものの、眠気と眠気と眠気で全く走れません。結局Y田さんグループに遅れたものの、開田高原の公共トイレで休んでいたY田さんに合流。改めて改めた3人で再スタートしたもののやはり眠い。最後の峠をこえ、岐阜県に入っていよいよ下りとなったものの、眠気も最高潮。恐ろしくてスピードも出せません。眠気覚ましの缶コーヒーを、と思っても、民家もましてや自販機も皆無。しょうがないので道端にしゃがみ込んでほんの少し寝てみたり、両足着いた自転車場で頭を簡単に伏せて10秒くらい目をつぶってみたり、大声で歌ったり、とあれこれやってみますが、結果眠い。なんとか途中の道の駅で缶コーヒー飲んで少し復活し、高山への最後の上り、美女平へ。名前が毎回イライラしますが、美女平、これを上りきればあとは下り(当たり前ですが)。高山のチェックポストのコンビニでは、Y田さんとご一緒の方にすれ違い。こちら、結構休んでいたしスピードも出ていなかったので、かなり離れていたと思ったのですが、それほどでもない様子。
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眠くて、特に意味無いところで休憩
多分この時はヘルメットのライトの電池交換だったはず

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いよいよ岐阜に入った
それにしても眠い

高山ではホテルを確保済みです。当初は24時と思っていたのですが、結局1時間以上遅れてホテルへチェックイン。と思ったら、ホテルに見慣れたY田さんの自転車が・・。
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ホテルにはY田さんの自転車が・・

早速部屋に入り、シャワー浴びて速攻で1時30分ごろ寝ました。仮眠しました。

起きたのは3時30分。新しいジャージに着替え、軽くパンを食べて、荷物をまとめてチェックアウト。
4時に出発と思って軽く白んだところで準備していたらY田さん登場。伺ってみると、ホテルには私よりも少し先に到着した様子です。

先に出発させてもらい、一路国道41号を南下。宮峠を越えると、後は下り基調。仮眠したおかげと朝の走りやすい気温のため、元気モリモリで下呂まで。6時ジャストに下呂を通過し、そのまま南下、ただここから舞台峠への上り。全体に下り基調とはいうものの、気温の上昇と共に、少し体に負担かかります。
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宮峠 通過
気持ち良い気温

恵那までは抜かす車のスピードも速く、交通量も多く少々肝を冷やされ、また下り基調とのとおり、所々で短いながらも上りが出てきて。そろそろ飽きてきたころに中津川のチェックポスト到着。
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中津川に入り、いよいよ恵那山が見えてきた

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木曽川恵那峡)を通過

昨日よりも若干雲が多いもののやはり暑い。食べ物もあっさりしたものや、飲料が多くなってきます。

ここからもまだまだ上り下りが続きます。我慢できずに自販機でジュースを飲む飲む。休む休む。仕方ないですね。
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自販機 万歳

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水場 万歳

新城に入って、やっと往路と同じルートに戻ったのですが、こんなルート走ったのかな?と思うことが多々。
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水場 万歳
この水場は往路にも立ち寄ったので、良く覚えてます

そしていよいよ島田への最後の上り。実はこれが一番辛かった。上り始めは余裕と思っていたものの、上れば上るほど傾斜が厳しくなるような。

なんとか明るいうちいに上りきり、あとは本当の惰性。

本当になんとか明るいうちに帰ることができました。
参りました。
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ゴール 完走できました

結局
ゴール受付後、そのまま帰ることができず、駐車場で仮眠1時間。高速にのるものの、途中で我慢できずにSAでまた仮眠。京都の自宅に到着したのは24時ごろとなってしまいました。

いつものことながら、AJ静岡のスタッフの方のサポートには大感謝です。楽しませてもらって本当にありがとうございます。また今回は、往路のパンク時に多くの参加者の方に声かけてもらいました。とても気分が軽くなりました。

次は、来週のオダ近 紀伊半島一周600km、と思っていたのですが、昨日時点で寝過ごしてスタートできず(ブログ記載は日曜です)。なんだかんだとボリビア登山に続いての300km+600km+600kmと疲れがたまってたんですね。
ということで、次はBRM615金沢600km 善光寺参り となります。