2019パラダイスウィーク北海道 BRM812北海道400km旭川斜里

オダックス・ジャパン北海道 の主催する、パラダイスウィーク北海道

6日間でブルベの基本距離、200km、300km、400km、600kmの合計1500kmを走るイベントです。

概略は、

8月10日(土)、11日(日)
BRM810北海道600km宗谷岬
8時スタート
滝川-留萌-稚内-宗谷岬(折り返し)-稚内-豊富(仮眠所)-名寄-滝川

8月12日(月)、13日(火)
滝川→旭川 電車移動
 BRM812北海道400km旭川斜里
12時スタート
旭川-美瑛-ベベルイ-麓郷-樹海峠-狩勝峠-音更-池田-足寄-陸別-美幌-網走-斜里

8月14日(水)
BRM814北海道200km知床
7時スタート
斜里-ウトロ-知床峠-羅臼-標津-野付半島(折り返し)-標津-根北峠-斜里

8月15日(木)
BRM815北海道300km斜里旭川
6時スタート
斜里-網走-能取岬-紋別-浮島トンネル-上川-旭川




BRM812北海道400km旭川斜里
昨晩は600kmを走りきって爆睡できました
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石狩川河川敷
多少眠たそう

朝から輪行の準備をし、チェックアウトして滝川駅に移動
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おい川 の部屋で輪行準備
実はこの輪行袋を使用するのは初めてで、YouTubeで勉強してから準備しました

既に数名のブルベ参加者の方がいらっしゃいます
駅で話をしていたら、滝川から旭川へは普通列車で行くのはかなり困難とのことで、特急列車利用が必須のようです
完全に調査不足です
ただ、幸いなことに、あと数分で特急列車がやってくるようです
急いでチケットを購入して特急ライラックに乗車

自転車があるため、立ったまま乗降口付近で3名で立ち話です

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旭川駅前で準備

旭川駅で自転車組み立て、バッグ類をホテルに預け、コンビニで朝食取って集合場所へ・・・と思っていたら、後ろのバッグに適当につけていたサンダルを落し物したようです

先ほど通ったところを順番にたどっていくと、ありましたありました、交差点にサンダルが2個とも転がってました
ラッキーです

スタート地点は、旭川駅至近の神楽丘公園です

街中にある公園ですが、うっそうとした森の中にあり、火器使用もOKのようで、BBQやっていらっしゃる方もいて、なかなか良い場所です
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神楽丘公園のスタート地点

この400kmは昼の12時スタートで、出走エントリーは65名
天候は、スタート時点では良いものの、途中から雨が降りそうな予報です

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400kmのルート

スタートしてからは、
一昨年に走った2017年BRM902北の国から400Km( https://blogs.yahoo.co.jp/kyoto_mik/57836478.html )の逆コースを概略たどり、
池田からは、昨年走ったランドヌール東京の帯広合宿 2018年BRM702東京400km ぐるっとくっしゃろ ( https://blogs.yahoo.co.jp/kyoto_mik/58143853.html ) の逆コースで美幌まで、
更に網走から斜里は、昨年の帯広合宿の 2018年 BRM630東京600km 知床峠( https://blogs.yahoo.co.jp/kyoto_mik/58143013.html ) と同じ、
ということで、過去に参加したブルベを思い出しながらの今回のブルベです
同時に、この先の知床200kmスタートまでの移動の要素も含んでいます

スタートしてから少しの間は街中を走りますが、郊外に出てしまうとアップダウンがあるものの気持ち良い一本道を調子よく進むことができます
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セブンスターの木のあたり
この先にシークレットチェックがあります

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美瑛の丘を気持ちよく走ります

美瑛の丘まで軽く上ったセブンスターの木のところでシークレットチェック
美瑛の丘はいつ来ても良い場所ですね
景色を楽しみながら通過します

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白金ベベルイ でアイスクリーム

ここから丘を下り、美瑛の市街地を通り抜け、まっすぐ白金ビルケ(ビルケ=白樺)方面へ
ここで、アイスクリームをいただき、上富良野方面へ上ります
一時フラットな道を通りますが、途中からベベルイへの辛いまっすぐな坂を上って麓郷

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ベベルイ へのまっすぐの辛い上り
後方は富良野の市街地

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樹海峠

その後、狩勝国道に出て、樹海峠を越えて南富良野へ下り、コンビニで一休みし、いよいよ前半のメインとなる狩勝峠
途中で軽く雨が降り出したため、合羽を着たものの大雨にならず、暑い暑いと言いながら上りました
狩勝峠にはまだ若干明るい18時30分に到着
やっと念願であった、狩勝峠からの十勝平野の絶景を楽しむことができました

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狩勝峠に到着
バックは十勝平野の大絶景

狩勝峠からの下りは 気持ち良い! の一言で、前回はここを逆に上ったと思うとゾッとしました
道も良くて、カーブも急でなく、交通量も多くなく、本当に気持ち良い下りです

ただこれも新得の街まで下る前に左折してPC1となる屈足へは19時40分に到着 (ここまで平均時速19.2km)
簡単に夕食を取って再出発
十勝平野のまっすぐで暗い一本道を淡々と進みます

音更の市街地を回り込むように進み、十勝川温泉を通り抜け、池田のPC手前でいよいよ雨がふりだした時、ちょうど目に入った利別のJR駅舎
これ幸いと、駅舎に入り、夜間装備としてインナー、レッグウォーマーを着て再出発しました

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利別駅の駅舎内で着替え

PCは目と鼻の先で、22時41分に到着 (ここまで平均時速19km)
この先は陸別道の駅で仮眠予定のため、気合を入れて再出発したのですが、何しろ眠い、眠い
0時すぎには眠さに我慢できず、簡単な屋根の付いたバス停で座ったまま仮眠
何人かの参加者の方が通り過ぎたのは分かったのですが、眠さが勝ちました
結局20分くらいウトウトしたところで、雨が屋根をたたく音が聞こえてはじめて目が覚め、再出発

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途中のバス停で仮眠
眠気+弱い雨を避けられて助かった

眠さのため、1時近くに足寄のコンビニで休憩
コンビニで声かけてくれた地元の方、私が夜通し走ることを聞いて、一度は駐車場を出かかったところ、車から降りて戻ってきて”がんばってね”とコーヒー渡して颯爽と去っていきました
ちょっとほっこりさせてもらい、気合を入れなおして再出発

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足寄でコーヒーをいただきホッコリしました

2時30分ごろ到着した陸別の道の駅では、多くの参加者さんが仮眠していらっしゃいました
私も早速仮眠したのですが、スペースが無くて、寝返りできない木製長椅子で2時間爆睡しました

そろそろ外が明るくなり始めた4時30分に再スタートしましたが、鹿の子峠までは特に問題なかったもののここから津別までの道が最悪、道が荒れていて、やたら大型車の通行も多く、更に雨がかなりふっていて、全く集中力が無くなったので、完全に惰性で走るだけで、積極性皆無
これは本当に下り基調なのか、というようなゆっくりとした歩で進みます

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鹿の子峠
ここからの下りが一番辛かった

本岐の休憩所+トイレでもう一人の参加者の鈴木さんと雨宿り+休憩
とはいって休みにキリがないため、意を決して再出発

美幌の街を過ぎたころには雨もあがり、少し太陽もでているようなため、美幌川の橋のたもとで合羽を脱ぎ、すっきりとして再出発

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美幌川のたもとで合羽をぬぐ
足もべたべたで、シューズを脱いで適当に足形をつけてみた

気持ち良いフラットな道を網走へ一気に北上し、PC2には9時40分到着 (ここまで平均時速16.7km)
結構あつくなってきたため、アイスクリームなどを食し、再スタートしたものの、直ぐ近所のすき家でカレーをいただき空腹は回復
あとは、斜里まで海岸沿いを淡々と走るだけです

斜里のゴールには12時14分に到着し、400km完走となりました (平均時速16.7km)
ゴール受付は本日、明日と宿泊する 知床クラブ です ( http://www.shiretoko-club.jp/ )
一番辛い400kmブルベをなんとか完走することができ、これで土曜から通算1,000kmを走りきったことになります

知床クラブでは、温泉に入り、体さっぱりし、近所のコインランドリーで洗濯し、夜は懇親会を楽しみました

本日もAJ北海道のスタッフの方のサポートに感謝です