備忘録1 高山病の薬

忘れそうなので、先に備忘録を書きます。

まず初めに、高山病の薬
一般的によく知られているのは、ダイアモックス (アセタゾラミド)ですが、ここボリビアではダイアモックス?って感じでした。やはり商品名なのだからでしょうか・・。

ボリビアに来る前にトランジットで1泊したペルーで、ボリビアのワイナポトシに登頂した女性の旅行者の方に教えてもらったのが、プナカップ (PUNACAP)という薬で、ダイアモックスを超える高山病薬とのこと。期待大です。

で、
ボリビアに来て、ワイナポトシ登山の手配をお願いした旅行会社の人がすすめてきた薬が、ソロチピル (SOROJCHI PILLS ソローチェピル)。有無を言わさず、これ一択って感じで薦めてきました。

本日、プナカップ と ソロチピル をともに、宿の近くの薬局で買ってきました。
まず、薬局で、「高山病の薬をください」と言うと、有無を言わさず ソロチピル を出してきました。
で、「プナカップありますか?」と聞くと、ありますよ、とプナカップも出てきました。

結局、どちらの薬も10錠(カプセル)を購入。

宿で色々と調べてみましたが、

<プナカップ> PUNACAP
剤型は、錠剤で、1錠2.5ボル(約40円) 1日3回朝、昼、夜に服用だそうです
ちなみに、中の薬品は、ダイアモックス+頭痛薬+カフェインです。
つまり、高山病の薬(ダイアモックス)と頭痛薬(パラセタモール = 日本ではカロナールという処方薬)とカフェインの合剤ということで、最強の高山病薬ということなんですね。ただ、最近問題となっているパラセタモール中毒っていうのが少し心配ですが、本来、高所で常用するわけではないので、これはありなんでしょう。つまり、常用するようであれば、高所に順応していないわけで、これは直ぐに下山するべきもの、との考えです。(私は医師や薬剤師ではないので、あくまで今までの経験からの個人的な主観です。)
イメージ 1
割線の入った白い錠剤です

イメージ 2
裏を見ると、主薬がしっかり容量とともに記載されています
ちなみに1錠のアセタゾラミドの量は、ダイアモックスと同量です


<ソロチピル> SOROJCHI PILLS ソローチェピル
剤型は、カプセルで、1カプセル5ボル(やく80円)、こちらも1日3回ですが、詳しくは8時間毎に服用だそうです。
問題の薬の中身ですが、アセチルサリチル酸アスピリン)と、サロフェノ(代謝されると。頭痛薬(パレセタモールとなる)、さらにカフェインの入った、簡単に言うと頭痛薬のようです。
参考までに、下記のようなホームページがあります。

イメージ 4
ちょっと毒毒しい色合いのカプセルです

イメージ 3
こちらも主薬の容量が記載されていますが、スペイン語です・・


結局自分自身ですが、手持ちがあるので、ダイアモックスを利用します。¥
合剤は、一瞬よさそうなようですが、頭痛薬は、症状がでてからの対応で十分な気がしていますし、状況によっては頭痛薬を利用しないことも重要と考えています。

最後に、漢方薬の 柴苓湯 (さいれいとう)も高山病の予防薬として効果があるようです。
京大学士山岳会(AACK)の方に伺いました。
ネットにも下記のような記事があり、確かに柴苓湯の記載があります。

といいうことで、高山病の薬についてまとめてみました