BRM702東京400km ぐるっとくっしゃろ

BRM702東京400km ぐるっとくっしゃろ
時間忘れたけれど完走(24時間きるくらい)

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美幌峠での愛車

なんとか土日で帯広ー北見ー知床峠ー標津ー釧路ー帯広の600kmを走りきり、疲れきったところで、翌日月曜から400kmのおまけのサイクリング。

日曜は、21時前に就寝するも、3時くらいに一度起きたあと、2度寝して起床したのは朝の6時30分。すぐに自転車の再整備をして朝食もとらないまま7時30分にロビーへ移動。このロビーが集合場所です。

で、集まった自転車乗りは3人。3人?。確かにエントリーも8名で少なかったのですが、3人。偶然ですが、昨晩一緒にご飯食べた3人でした。1人は昨日まで一緒に走った東京のHさん、もう1人はAJ北海道の代表(と後でわかった)Nさん(女性)。出てくる話は、これから天候悪くなる、とか、弟子屈を越えるとJRの駅が無くなって途中中止しても帰ってこれない、とか、これからの天気予報からネガティブな話ばかり。

なんとか雨の降っていない帯広を3人でスタートしたのは8時。月曜で通勤の車が多い中、自転車乗って何しているのやら。
調子よくスタートしたのですが、サイコン(距離計)の調子がよろしくありません。そのため、お二人に先行していただき、スマホでサイコンの取り扱い説明書をダウンロードして設定変更。なんとか調子も戻り再スタートしたものの、すでに先行する2人からは15分ほど離れてしまってます。
追いつけるわけもなく、初めに通過したコンビニで、食べ忘れた朝食がわりに十勝のソウルフード豚丼を食す。
ますます遅れているのですが、この際、超マイペースで進むこととします。

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ほどよい?曇り空

浦幌で海岸ぞいを走る道に出るまでは、暖かい空気でしたが、ここからは風が冷たく、若干向かい風。雨が降っていないだけが救いとはいうものの、昨日600kmで走った逆コースを翌日の400kmで走っている状況を考えると、ちょっと複雑な心境でした。

昨日のパンク箇所を通過し、ひたすら東の釧路を目指します。

釧路市街地に入る手前からは、北へむかい、釧路湿原道路を遠矢へ向かって進みますが、この道は最高!。舗装は綺麗で通行量はほぼ皆無。ほとんどまっすぐな道をぶっ飛ばします。
ただここで問題発生。新釧路川の橋を渡った先が、なんと通行止め。遠矢のPCまで後少しで遠回りしないといけないのか?、と思ったのですが、ここは一か八かで通行止め区間を自転車を押して通過。その先の道路も通行止め区間のため、道路常に枝や小石が散乱していますが、ここを通過して、遠矢の国道まで後少しのところで、通行止めのゲート。かなりしっかりとしたゲートだったのですが、ここは道路脇を自転車担いで通過。

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釧路湿原道路も遠矢手前で通行止め

なんとか遠矢のPCに到着。ここまで天候はなんとかもったものの、いかにも雨が降りそう。
遠矢をスタートしていよいよ雨が降ってきたため、途中のPで合羽を着用して再スタート。モチベーションも低くないため、このままためらいなく進みます。
ただ、この遠矢のあたりで、先行する2人に追いついていないことや、通過した痕跡がないことを何となく感じ始めました。

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いよいよ雨装備で合羽を着込む

遠矢からの道も昨日と逆コースで、雨の中を北上していきます。標茶で昨日までの道と分かれ、このコースで最後のJRの駅がある弟子屈に近くなってくると雨も小降りになり、ところにより道路も一部乾いています。あれ?、天気予報おかしいのか、とも思ったのですが、半信半疑で合羽を脱ぐこともできず、ダラダラと屈斜路湖を通過し、このコースのメインとなる美幌峠へ。かなり意識して向かったのですが、道幅広くて、舗装良くて、傾斜もそれほど急でなくて、上るほど景色も良くなってきて、楽しい坂でした。美幌峠にはまだ明るい18時30分ごろに到着。屈斜路湖はもちろん、これから向かう美幌の町方向まで非常に良い景色。おまけにこの峠のトイレにはもっとびっくり。とても綺麗。

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美幌峠まで後少し

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美幌峠にて屈斜路湖をバックに

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愛車と屈斜路湖 美幌峠にて

ここでやっと合羽を脱いで、スッキリした気分で美幌峠を再出発。
まっすぐな道を直滑降で下る気持ち良い坂。
美幌の町も雨の雰囲気皆無で、ここで夜間走行の準備をしてゆっくりと出発。

ここまで来ると、あとは天候がどうあれ帯広まで進むしかなく、最後の関門となる鹿の子峠へ向けて気合いをいれて上りますが、実はそれほどの上りでなく、やっと峠手前の数キロで直登の坂が出て来る程度となりましたが、ちょうどこの坂が出てきたあたりでいよいよ雨が降り出し、再び合羽着用。ということで、坂よりも雨で気分ダウンの鹿の子峠となりました。

鹿の子峠を下った先に、情報を得ていた陸別の道の駅。ちょうどコンビニも空いている時間に到着し、またもや豚丼を購入して道の駅の長椅子へ移動。この道の駅は確かに良いです。綺麗で、木製長椅子も寝心地よく、綺麗なトイレも建物内にあり、3時間きっちりと爆睡することができました。

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陸別道の駅で仮眠をとる

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木製の長椅子が非常に快適 室内も少しポカポカして暖かい

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陸別幸福の黄色いハンカチのロケ地だったのですね

夜が白み始めるまで後少しの3時に再出発するも、土砂降りの大雨。いよいよ天気予報が現実になってきました。
ここからは何も考えずに走り続けるだけ。ここも昨日とは逆方向ですが、その景色を確かめることもなく、何も考えずに帯広まで戻りました。

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雨 雨 雨 (この時はまだ写真が撮れるくらいでましでした)


結局土曜から火曜の朝までで、合計1,000kmを無事に走りきることができました。
この先、1週お休みして、2週間後には再び北海道で1,000kmブルベに参加します。
なんとか大きなアクシデントがなければ走り切れそうな気がしてきました。

4日間に渡ってR東京の津村さんには本当にお世話になりました。また、600km、400kmと一緒にはしることができた参加者の皆さんにも大感謝です。


おまけ
JR帯広駅で札幌に赴任中の会社の元同僚に遭遇(仕事で帯広にきていたよう)
で、話し込んでいたら、空港へのリムジンバスの時間を10分間違えていたことと合わせて、バスを乗り過ごし
ということで、空港までタクシーで向かう羽目に
最後に大きな落とし穴がありました