BRM630東京600km 知床峠

BRM630東京600km 知床峠
時間忘れたけれど完走(36時間きるくらい)

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600kmブルベで知床峠に到達

北海道の1,000kmブルベを走ろうと思ってネットを調べていたら、ランドヌール東京で6月末から北海道帯広合宿なるものをおこなっていることを発見。
予定をみてみると、土日の600kmに続いて、月火と400kmもおこなっていることが判明。

ということで、飛行機のフライトと、現地での宿(R東京のスタッフの方も宿泊しているビジネスホテル)を早速予約。

金曜の夕方にフレックスで16時に会社をでて羽田空港へ、JAL便で帯広空港まで飛び、バスでJR帯広駅へ、そこから徒歩でホテル・プラムフィールドへ。

早速別便で送った自転車を受け取り、組み立てをして睡眠。
実は金曜にスタッフの方からメールがあり、知床峠で夜間に熊が出没しているとのこと。代替ルートも提案されていましたが、知床峠を走るためにきたこともあり、予定通り右回りのルートで出発。同じルートで走るのは3名のみ。

ちなみに、今回の600kmですが、知床峠がちょうど中間の300kmとなり、それもあってか、ルートも右回りと左回りの選択ができます。
私の場合、次の400kmが左回りルート(帯広→釧路むき)のため、先に上り下りが多い右回りルート(釧路→帯広むき)を選択。

出発の土曜日、
帯広周辺を走るのは初めてのため、勝手わからずいつもどおりの適当な(何も考えない)走りで出発。天候は概ねよいものの、2日目となる日曜は雨の予報。

帯広から音更、足寄、陸別、北見と進むものの、どんどんと暑くなってきます。

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暑い暑い

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北海道の道はまっすぐ、日陰も少なく辛い辛い

R東京の津村さんの予想では、帯広から150kmとなる北見には出発から7時間切るお昼前に到着、知床峠には夕日が落ちる頃到着、とのことでしたが、ちょうどその通り11時ごろに暑い暑い北見に到着。
しかし、この北見市内でPCとなるコンビニを通り過ぎ、一度は街のはずれまで通り過ぎて、また戻ってと市内をウロウロ。結局1時間近くも北見でロスしてしまい、暑さとともにテンション激下り。

ここからは網走でオホーツク海にでて、ウトロへ向かうのですが、なんだかんだ朝に出発した3人がバラバラに走りながらも、PCではほぼ同じタイミングで合流、といった状況。と、一緒に走っている方で札幌からいらっしゃった方があのmugenさんのブログ「夢のかなた」で度々登場するN&Nさんということがわかりびっくり。ちょうどR東京の津村さんたちも車でPCにいらっしゃっており、情報では、N&Nさんは網走のすき家で牛丼を三杯食べてきたのこと。もう一人、東京からいらっしゃったHさんは次の400kmも一緒に走ることがわかり、何か非常に親近感がわきます。

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小清水の原生花園あたりで、東京のHさん

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Hさんと走ってきた道

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お決まりの キタキツネ

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知床横断道路の上りで エゾシカ に遭遇

さて、
網走からウトロの区間も天気よく、知床峠手前のウトロのPCも3人が合流。なんとか3人ともに明るいうちに知床峠に到着できそうです。R東京スタッフの方も知床横断道路の区間はクマ対策で我々3名をサポートしていただけて、非常に心強く上りを楽しみました。知床峠にはまだ明るい19時すぎに到着。ここで3人一緒に羅臼に下ることを提案され、最終的に東京のHさんといっしょに2人で羅臼まで一気に下りました。ここでHさんと別れてコンビニに寄ったのですが、このコンビニで後から追いついたN&Nさんと合流。Hさん、N&Nさんともに、今夜の宿を予約済みとのことで、私だけ寂しく?ボチボチと標津方面へ走ります。

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知床半島から夕日を見る

途中では、いよいよ眠くなってきて、立ちごけしてみたり、独り言をブツブツと言いながら走ったりしたものの、いよいよ我慢できず、標津手前のドア付きのバス停に逃げ込みました。
ここで2時間ほど仮眠をとって再出発と思ったのですが、どうやら壁の張り紙をみると「ここはバス停で仮眠所でない」と大きく貼り出してあります。どうやら過去にここで悪さをした方がいたようですが、こちらもバス停で仮眠することを当たりまえと思うのでなく、周囲に配慮して使わせてもらうことを意識しないと、と多少反省。ということで、そそくさと、多少綺麗にして再出発。と言っても、標津のPCを過ぎてもまだ眠い眠い、ということで虹別の手前のバス停でまたもや仮眠。今回は30分のみ。

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2回目の仮眠場所の前で1枚

いよいよ空も明るくなってきて、釧路に向けてひた走ります。ただここまで何とか天気も持ちこたえましたが、いよいよ釧路手前の標茶で雨が降ってきたためカッパを着ました。

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雨の中の走行はテンションダウン

そんなに激しい雨ではないものの、やはりそれなりにテンションは下がり気味。とはいってもあと100Km以上走るしかありません。

釧路市内を通り過ぎ、交通量の多い国道脇をトボトボと進みますが、ここでパンク発生。幸い雨も酷くないため、チューブ交換して復帰。

この先も景色を楽しむ余裕もなく、雨の中を淡々と帯広にかえりました。
最終的に明るいうちに36時間を切る程度で600km完走することができました。

特に今回はスタッフの方のサポートあって、安心して知床峠にも達することができ、最高な600kmでした。