川下り2日目
今回の川下りは、4泊5日ととても短期間。
よって、ガンガンととばしていきます。
概略、テスリン川で3泊、ユーコン川で1泊の予定。
ところで、
結局良く考えたら、昨日はエンジンボートにのる釣り人を除いて、まったく川下りしている人に合わなかった。
ある意味静かな川旅でラッキーだけれど、それ以上にどうしてだれもいないの？、と不思議に感じる気持ちが先行。
本日は6時に起床し、適当に焚き火して暖まり、朝食は簡単に済ませて8：30出発。
ちょうど、上流からエンジンボートに乗ったカップルが”ちょっとトイレ休憩”とやってきた。
簡単に話を聞くと、ヘラジカのハンティングにやってきたようで、”このあたり（猟に）良い場所だよ！”とのこと。
本日のコース、もしかしたら動物をみることができるかも・・と期待が高まります。
朝日がでて、すがすがしい雰囲気の川面
シンプルな（簡素な）朝食 パン・目玉焼き・スープ
川の流れは相変わらずの平水で、単調な川下りですが、多少は流れがでてきて、ところによって鮭がジャンプしたりして楽しませてくれます。
波一つなく、完全フラットな川面
前回の3泊目のとても良いキャンプ地を10：45に通過。
このキャンプ地、川地図での記載が
LARGE,EXCELLENT HW CAMP （HWは ハイ・ウォーター）
となっており、POTENTIAL や GOOD とは明らかに 名前からオーラが違います。
今回も泊まりたいと思ったのですが、宿泊場所のタイミングが完全に合っていなくて×。
前方 真ん中が とても良いキャンプ地 広々として開放的 眺めも良し
場所により流れも速くなり、気持ち良く川下りできます。
昼すぎると、昨日のように、時差ぼけの延長で居眠りがおおくなり、適当に考え事しながら下ります。
相変わらず、昨日ほどではないものの、ほど良く天候も曇り空で安定。
15時過ぎて、このままのペースでは速く最終のリトルサーモンに到着しそうな感じとなってきたため、めちゃくちゃ余裕あるものの、本日のキャンプ地を探し始めた。
前回4泊目のキャンプ地を見つけたが、今回はキャンセルしてもう少し下流の、ちょうど本流から見ると 船着き場 のような入江のあるキャンプ地をみつけて、本日のキャンプ地とした。15：40着。
前回とまったキャンプ地 砂浜になっていて快適
いつもどおり、タープを張って、テント建てて、釣りをして、焚き火用の流木を探して・・・・ とのルーティーン。
釣りでは、ちょうどキャンプ地隣に小さな川の流れ込みがあり、そこにルアーを投げ込むと、グレイリング祭り！
全く駆け引きも無く、あっさりと釣れます。
ほぼすべてはリリースしたのですが、一匹は身を取り出して本日の夕飯に利用。
グレイリング がヒット
川端でグレイリングをさばく
なんとなく目があう
焚き火の流木探しでは、何とハチの襲撃を受け、イタイイタイ。
おそらく、「水曜どうでしょう」のミスターの顔が腫れたのは、このハチじゃないかと想像。
みるみると刺された場所が腫れてきます。
仕方がないので、薬品袋からステロイドのリンデロンを取り出し、顔中に塗りまくってやりました。
それでも、それなりに腫れてきたのですが、結局翌日朝にはほど良く元に戻っていたところからは、ステロイド塗って正解だったよう。
あと、うっとうしい 蚊 も出てきました。
対策としては、北見のハッカ油をスプレーでふりかけ。
効果不明ながら、匂いもさわやかでとてもGood。
と色々とやったものの、暇なので18時ごろから1時間昼寝（昼間の時間長くて、感覚的に18時でも真昼間の感じ）
それでもヒマなので、持ってきた本で読書。
星野道夫 の 「森と氷河と鯨」
その後、焚き火して、その火を使って夕食準備。
グレイリングのムニエル、メインディッシュのステーキ・・・
豪華な夕食となりました。
ステーキの下ごしらえ
焚き火でステーキ
グレイリングのムニエル
本日の夕食（ディナー）
大満足
21：30、まだまだ昼間とはいえ、さっさと就寝。
記録
目的地まで57Km 7時間10分
天気は高曇りの晴れ～曇り
朝食
パン
目玉焼き
コーンスープ
コーヒー
夕食
パン
グレイリングのムニエル（現地調達）
ステーキ
コーンスープ
