とは言っても、出発しないといけないです。気持ち新たにして再出発しました。
ただ、寒さと眠さは相変わらず。と通り過ぎた道の駅(南富良野 道の駅)に電話ボックスを発見。
すぐに戻って電話ボックス横に自転車立てかけ、座り心地の悪いバーに腰かけ、斜めの態勢でうつぶせに。
寒さも扉に遮られ、短時間だったと思うのですが気持ちよく熟睡しました。
さあ再出発、と自転車に乗ったら、前方から声かけられた。よく見るとブルべのスタッフの女性??。状況がよく理解できなかったのですが、どうやら 電話ボックス での宿泊風景を激写されてたようす。
©ランドヌール札幌 kiyoshi nozaki
ひと眠りし、気持ち新たに再出発。
富良野の麓郷の通過チェックは 中畑木材の看板を写真撮影する って、中畑木材って何よ?。じつは”北の国から”一切見たことないんです・・。 実は今回のブルべのテーマを全く理解せず参加してました。 まだ暗い中、スマホで中畑木材をググって何とか現場で撮影。(3時30分) おそらく現場付近で15分くらいウロウロと探してた気がします。
中畑木材の看板
そのごも眠さに耐えながら走るのですが、いよいよベベルイを上りきった曲がり角の車寄せ、風が吹いていなくて暖かそうだったのでそのままゴロンと横になってひと眠り。完全な浮浪者状態なんですが、心地よいひと眠りでした。
上富良野を通過中に段々と明るくなってきた。
いよいよ十勝岳温泉への上り。
はじめは調子よく上ることができ、「このくらいの傾斜を”厳しい上り”って言ってたんだ」と思って余裕あったのですが・・・、完全に罰当たり。
上れば上るほど傾斜がきつくなってくる感じ。山の傾斜そのままに道がまっすぐ上っていて・・・。
結局我慢できず、2回途中で止まってしまいました。それでも最後は道幅いっぱいを使ってのジグザグ上り。
”完敗”
風邪をひいてノド痛いので呼吸を荒くしなくて上る、なんて誰が言ってたの? 呼吸マックスにして上り切りました。恐らく上り始めてから1時間20分くらいだったのでは?。
さあ後は軽く流して東川まで帰るだけです。
美瑛あたりでは待ちに待った太陽もでてきて暖かくなり、本当に気持ち良い中を美瑛の丘陵地帯を通過。
美瑛の丘陵地帯を気持ちよくサイクリング
美瑛で自撮り
そしていよいよ東川のゴールへ。
朝9時27分到着。 22時間27分の自転車旅行となりました。
これでSR獲得。 って、400㎞に満足して肝心なことを忘れそうでした。
実はあまり感慨がなかったりしてて・・・。
スタッフの方とグダグダしてましたが、まだここでもう一つのイベントがあるので、旭川空港に戻ります。
本当にいつもスタッフの方のサポートには感謝です。今回は結局ほぼ全てのコースを並走されていたようで、深夜にわたってのサポートに大感謝です。ありがとうございました。
旭川空港では、大型のコインロッカーに入れていたオーストリッチのトラベルバッグを取り出し、自転車を解体してパッキング。
入社同期のN瀬くんに空港まで愛車BMWで迎えにきてもらい、昼食へ。
N瀬には、8月・9月と旭川周辺に走り行くということで、何か重要な問題が発生した時のサポートをお願いしてたのです。結果的に何も問題発生しなかったのですが、「稚内なんて迎えに行けないよ・・」と言われても、本当に走っている時の気持ちを落ち着かせてもらいました。同期っていいな、と実感しました。
寿司をおごってもらい、お茶して、・・・ 途中で寝落ちしそうになりながら空港へ送り届けてもらいました。
ありがとN瀬!
で、19時すぎのAirDoで羽田へ。
0泊2日の400Km弾丸サイクリング、ミッションコンプリートとなりました。