ビッグ・サーモン・リバー カヤック川下り7日目  Big Salmon River 7

Big Salmon River 7日目

後から情報では、昨晩はものすごいオーロラが出ていたとのこと。
一度トイレしに起きた時(時間不明)には気がつかなかっただけに残念。
次の課題です。

とはいっても朝早く目が覚め、天候も安定していたので朝焼けの写真は何故か撮っていたりして・・。
皮肉なもんです。

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太陽が昇る前

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それがだんだんと赤く色づきMax

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ファイヤーピットで朝食の準備
本当に良いキャンプ地でした

いつも通り?9:00頃に出発。
昨日からユーコン川本流に合流し、いよいよ大河を本格的に下ることになった。
し か し、川幅が広がりRockなどの注意するところもほぼ無くなってしまい、おまけに地図の確認しても地形がはっきりとしていて間違えようがない。
やること無くてヒマヒマ。
ついぞ、漕ぐことやめてどれくらい進むか確かめてみたけれど、大体10km/時程度と当たり前?のことを確認して終わる。

11:00ごろにTwin Creeks(ツイン・クリークス)のキャンプ地で佐久間(Katsu)さんのグループが出発するところを通過。

相変わらずボーっとくだって、Hogan's Rockを通過したあたりで佐久間さんのグループ3艇に追い抜かれ・・、と思ったら何故かゆっくりし始め・・・。
なんと左岸に小熊がいたためだったのです。
BigSalmonRiverで一度は見るかな?と思ってたのですが、思いかなわずだったので、たとえ小熊でもLucky !。
ゆっくりと通過しながら観察できました。Thank's Katsuさん。

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黒い点が小熊

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いちよう立っている小熊ですが・・

さて、それからも気合入らずダラダラと下りますが、あっという間の13:00過ぎにリトル・サーモンの村(Little Salmon Villege)に到着。
リトル・サーモン川を通過して直ぐに着岸できそうなところがあり、そこから上がってみると。
良くある、小さな小屋の型をした お墓 発見。
お墓なので、もっと恐る恐る見るものかと思ってたのですが、白樺林の中の気持良い場所に佇んでいる感じで、お墓の中をハイキングしてる感じです。


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リトルサーモンで、小人でも出てきそうなお墓(小さな小屋)

リトルサーモンの村、今回3か所で上陸。ここで初めて道路とつながるため、多くのツアーはここでピックアップが多いようです。
実際に佐久間さんのツアーもここでピックアップ。Kanoe PeopleのVanが迎えに来てました。

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Kanoe Peopleのお迎え

ここからはロバート・キャンベル・ハイウェイと並走してユーコン川はカーマックスまで下ります。
時々トラックや車の排気音を聞きながら川下りするのは、今まで人工音の無い世界を下ってきた身からするとちょっと違和感ありますね。
おまけに、山火事の跡も散見されます。

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Eagle Bluff 遠景
(正面から見るとBluffと言う通り、切り立った断崖です)

午後になったので、今晩の宿を決める必要あります。
明日のカーマックスでのピックアップ時間が14~16時ということで、そのあたりを考え、その上で快適なキャンプ地を決める必要があります。

15時ごろにColumbia Sloughのあたりを通過したのですが、風が強い、強い。
風に弱いカヌーのグループは早々にこのあたりでキャンプと決め込んでいるみたいです。
こちらはカヤックのため力づくで通過し、Macauley Bar周辺のGood Campを目指したのですが・・・、残念。
既に先客がいました。

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Good Campの先客

ここはあきらめ、引き続き漕ぎます。
地図上では先ほどのGood Camp通過した左岸にFair Campのマークが存在します。

恐る恐る近づくと、着岸離岸が面倒そうですが、何とか上陸できそうな場所を発見。
無理やり上陸してみると、案外良い場所です。
何とか最終のキャンプ地に17:30到着。さっそくテント張って準備。

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Fair Camp に着岸

と思っていたら、赤いカヤックが1艇近付いてきます。
時間を考えたらここにキャンプするつもりなのかな?、って感じで、こちらもかまわなかったので、” How about Camping together Here? "と声かけてみたら、「今晩、ここ泊らせてもらっていいですか?」と日本語で返ってきた。

後で話を聞いてみたら、昨晩は佐久間さんのグループとツイン・クリークスに泊っていて、他にも日本人1人で下っている人がいる(私の事)と情報を得ていたようで…。

ということで、テスリン川をくだってきたNozomu君と合流。

こちらはずっと誰とも話をしてなかったので、堰をきったように色々と話しましたが、そのピンポイントのような出会いにびっくりでした。
なにしろご近所さん。
来年夏には帰ってくるみたいなので、これからも一緒に遊べそうです。

最後に予期せず楽しく会話してキャンプ終了!
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最後の晩餐
(お互いの秘密兵器を持ちより、多国籍料理?)
どう見てもパスタだけれど・・・