BRM512金沢300km 白山一周(はくいち)


BRM512金沢300km 白山一周(はくいち)
16時間21分で完走

前回の4月21日のブルべ以来全く自転車に乗っておらず、おまけに風邪気味で咳がでるため出発の朝と、その前日は2時間づつくらいしか寝れず睡眠不足。金曜夜には飲み会に出席(お酒は飲んでおらず、途中退席)の上で仮眠をとって、土曜の朝2時に自宅の京都出発。最高のコンディションでのブルべとなりましたが、唯一の救いは天気。翌日の日曜は悪天予想の中、奇跡的に晴天の予報。これは無理してでも走るしかありません。

ルートは、名前のとおり金沢発着で、加賀の名峰である白山を一周してくる、というルートです。
石川、富山、岐阜、福井と4県を回ってきます。

金沢駅近くの駐車場に4時15分ごろ到着。15分くらい仮眠して準備。5時過ぎに集合場所となる金沢駅東口に向かうと・・・ 多くの自転車乗りが集まっています。
いつもどおり、受付、ブリーフィング、車検をおこなって6時にスタート。
イメージ 1
金沢駅 東口

イメージ 2
参加者の方々


まずは富山から岐阜へ向かうR156(いちころ)へ金沢から向かいます。非常に快適で景色良い道で、快適なサイクリングができます。
イメージ 3
はじめはこのトレインの末席に加えてもらいました
最後の自転車は Bike Friday ので、カッコ良いです

イメージ 4
白川郷ではフォトチェックで、自分の自転車と合掌造りの家を撮影

R156に入ってからは、基本的にひるがの高原あたりまでは、多数のダムを左右に見ながら上りの道が続きます。ただ、途中に五箇山白川郷の合掌造りの集落を通過したあたりから猛烈に眠くなってきて我慢できなくなったので、15分ほどバス停留所で仮眠。すっきりした状態で御母衣(みほろ)ダム、ひるがの高原を通過。ココから盛大にくだり、と思ってたのですが、それほどでもなし。岐阜の白鳥でチェックポストあるため、ここで昼食を取りました。
イメージ 6
油坂峠の頂上にあるトンネル
噂によれば、有名な心霊スポットらしい

ここからが鬼門となる、油坂峠、一気に一番軽いギアで上ります。福井県に入り九頭竜湖あたりは快適に下り、と思っていたのですが、思いのほかに路面がガタガタでスピードも下りの割に出ません。更に白鳥での食事内容が悪かったのか、お腹が痛くなってきて、結局下痢だったのですが、途中で道を外れて一服してしまうような状況。全く最悪の体調です。おまけにここでも眠くなってきて、我慢できずに途中のベンチがあるところで悪い体勢のままひと眠り。
調子悪いまま大野市に入り、勝山までの道は、非常に景色も良く、道も安定しており、気持ち良い走りができましたが、スピードは相変わらず出ず、次々に多くの参加者に抜かれていきます。
永平寺から山中温泉はまずまず体にこたえる峠越え。峠の下りではスピードを出したいのですが、眠気との戦いで、片手くらいは居眠り運転でバランスを崩して倒れそうになる始末で、恐ろしくてスピードも出せません。幻覚もあって、ひとりごとなのか、他の架空の方となのか、おしゃべりをしながら下ります。
イメージ 5
山中温泉でもフォトチェック


山中温泉でいよいよ夜間装備に変更し、併せてレッドブルなどの眠気覚ましでドーピング開始。結構これが効果あり、眠気自体はなくなって助かりました。またルートも平坦基調となり、あとは淡々と走るだけです。

ゴール近くでは軽くミスコースをしたものの軽傷で、22時予定より若干遅れ、22時21分にゴール着。
何しろ眠かった。本当に眠かった。







金沢からの帰り道、途中2回眠くてPA入りし、23時金沢発で、京都は朝の5時着。帰宅してからはシャワー浴びて昼の13時まで爆睡。おかげで?風邪による咳もよくなり快調となりました。
*今回の重大な忘れ物  ドリンクボトル