ウィーンでオペラ鑑賞?

これは一昨日の晩、オペラ座で「フィガロの結婚」を”少し”見てきました。
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オペラ座 正面

もともとチケット予約してフォーマルな衣装で行くつもりも無かったので、どうしようか思案してました。
が、ママさん曰く、立ち見ならまったく問題なく見ることができるし、ジーンズなどの普段着で十分とのこと。
この言葉を信じて、いざ。

さて、開演するころに立ち見の列に並べば十分見えるよ、とのことでしたが、あにはからんや、開演1時間30分ほど前に行くと既に長蛇の列。
暗く寒い中でじっと待ってます。
(演目が人気あるもので、土曜の夜だったことも要因?)

いよいよ購入となったのですが、種類が3つあり、正面が4ユーロ、それ以外のバルコニーなどが3ユーロとどちらでも破格的に安いです。
私はなんとか?正面の最後の一枚を入手。

で、
チケット購入し、クロークを横に進んだ先はロビー。
ここからは”本当に”予約してチケット入手した”セレブ”と一緒になってホールに入りますが、入り口がわからん・・。

周りの立ち見っぽい小汚い!人(自分含めて)の様子を見て、適当に入っていき何とか立見席へ。

しかし既に立見席とりは終了。
かくして、立見の中の立見に追いやられ・・・。
(立見席でも階段状にバーがつけられ、既にマフラーなどで場所とりされてました
例えると、裁判所の被告席に何十人も一度に立たされている感じでしょうか・・)

ただこの正面、場所は最高に良いです。

いよいよ開演ですが、なんと我々の後ろには生活指導のおばちゃんが鎮座し、ここは座るな!、しゃべるな!・・・と細かく”指導”されます。
確かにこの立見で見ている方のマナーは今一。
そのうちこの場所は廃止されるのでは、て感じでした。

唯一の救いは地元の熱心な方でしょうか、安く、楽しく自然にオペラを楽しんでいらっしゃるようで、その様子を見ただけで来た甲斐があった感じです。

で当方、時差ぼけの睡魔に勝てず、1幕が終了した時点で帰りました。
眠い中でチケット購入から立たされ続けるのは拷問に近いものが・・、お察しください。