無線復活の話 その1

最近、数十年ぶりに無線に復活しました。

 

きっかけはCOVID19

 

これによって、東京(横浜居住)への単身赴任であったのが、京都の自宅でのテレワークが主となり、往復の通勤時間が無くなったこと。

そのため、テレワーク+フレックスで、夕方の早い時間から近所の山へサイクリングに出ることができ、山に登るだけでなくて無線したら遠距離まで電波届くのかな?、ということで”無線”です。

 

ただ、アマチュア無線復活となると、昔取得した免許を探して、そのうえでコールサイン取得して、と数か月はかかってしまいそうで気持ちダウン。

 

免許なしで無線する方法、ということで、無線機も安い特定小電力無線を早々に購入してサイクリングに持参したのですが、出力10mwと極小で、時々電波が入るものの、なかなか交信できません。元々、量販店で店員さんが耳にイヤホン付けているようなものですので、これで長距離交信が困難なのは当然か・・。

DJ-P321BL 

https://www.alinco.co.jp/product/electron/detail/id=5761

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特定小電力の無線機

ということで、もう少し電波が良く飛ぶものがないかと調べると、市民無線がまだ利用されているようです。数十年前に近所の兄さんが長いアンテナの無線機もって交信していたのを思い出しました。また、海外登山でソニーの黄色い機種を持参したこともあります。
市民無線について調べてみると、なんと最近も新しい無線機が発売されているようです。昔の無線機も利用できるのですが、2022年12月からは利用できなくなるみたい。

で、現在発売されているものは・・と見てみると、販売されてない。

つまり、注文のタイミングが決まっていて、その期間に注文して、製造、販売がおこなわれているのみ。

製造している数社のうち、西無線研究所のホームページを見てみたら、なんと注文キャンセルされた機種が数台在庫あって、すぐに手に入るようです。

西無線研究所

http://www.nishimusen.co.jp/

 

ということで、ハンディー型のNTS111を入手

NTS111

http://www.nishimusen.co.jp/nts111/nts111.htm

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西無線NTS111

さすが市民無線、Eスポが発生するシーズンということもあるのですが、北海道や九州の局の電波も聞こえてきます。また0.5Wと出力は大きくないにも関わらず、普通に交信もできているようです。

ただ、私のNTS111ですが、場所の問題もありますが、よく聞こえるのですが、他の機種よりも電波が強くないようです(出力は0.5W出てますが、迫力がない、とのニュアンス)。なかなか交信できずヤキモキしますが、交信できた時の喜びはひとしおです。

 

市民無線や特定小電力などは、現在フリーラジオ(フリラ)と呼ばれて、業務利用と同時にレジャー用途(不特定多数の方との交信)を楽しむ方も増えています。

コールサインも皆それぞれ勝手に名乗り、独自に緩く交信のルールができていて、なかなか良い世界です。

無線機の改造や、アンテナ交換ができない市民無線では、できるだけ遠距離に電波を飛ばそうと、色々な場所に出かけたり、交信方法を研究したり、皆さん色々と日々頑張っていらっしゃいます。

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特小と市民無線のトランシーバー

 

私のコールサインは キョウトKT977 です

なぜこのコールサインにしたのか・・・

なぜでしょう?

 

その2ではアマチュア無線復活の話です